【デンアイ小説】こげ茶色リトルハート

アニポケ

TwitterのバレンタインSSとは別のデンアイバレンタイン。
甘さ控えめのように見えてそうでもないかもしれない?

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「サトシ、デント、ハッピーバレンタイン!」

2月14日の朝、サトシとデントにバレンタインのチョコを渡した。

「わー、美味そう!サンキュー、アイリス」
「ありがとう、アイリス。いつの間に」
「この前、街で買い物に寄ったでしょ?そのときに買ったの」

この前通ったとある街にある大きなショッピングモールで買い物したときのこと。
バレンタインが近いことに気づき、サトシとデントにこっそりチョコを買っておいた。
サトシは早速チョコのラッピングを開ける。

「おっ、俺のはピカチュウ型のチョコだ!」
「そうなの、ポケモンの形のチョコが売っててかわいいなーと思って」
「へぇ、僕は何かな?」

サトシに続き、デントもラッピングを開けると、

「ハート型?」

ハート型のチョコが現れた。
ハート型のチョコにデントは驚く。

「あっ、デントのはヤナップとかイワパレスとかマッギョが無くて……たまたまよ、たまたま!」

何だか恥ずかしくてまるで自分に言い聞かせるように言う。
だって、ハート型なんてまるでデントのこと……。
デントはどう思うかな……?って思ったら、

「いいよ、たまたまでも。アイリスがこうしてくれるだけで僕はすごく嬉しいよ。ありがとう」

って、すんごく優しい笑顔で言うから。
やっぱりこのハートはきっと……。

「と、当然でしょ!来月はお返し楽しみにしてるから」
「勿論、最高のホワイトデースイーツを作らせて頂きます」

と、相変わらずにこやかな表情で言うデントに何だかドキドキする。

あなたにあげたハートのチョコレート。
買ったときはたまたまのつもりだったけど、やっぱりほんのちょっと特別なバレンタインチョコかもしれないって思った。

***

数日前のSSではきのみチョコフォンデュでしたが、今回はきちんと買ってもらいました笑。
最初甘々に仕上げようかと思ってたんですが、たまにはプラス寄りも書いてみたくてこんな話になりました。